2013.10.12(土) 千葉涼平(w-inds.)/KENZO(DA PUMP) The Shot 追加公演 (大阪国際交流センター 大ホール)
メモ誤り・解読誤りによるウソ、メモを話として繋げるための若干の”勝手な加筆”についてはご容赦を…。
先日は絵だけ描き逃げスミマセンでした。
というわけで、行ってきました大阪追加! (いや、もうホントに実現してよかった……)
曲とダンスとストーリーにつきましては本公演 (レポ1、レポ2、レポ3) でレポってますので、東京追加レポ 同様、アドリブとMC中心にお届けいたします。
……と思ってレポ読み返したら、重要な(?)足芸の曲(笑)と客席降りの曲が抜けていましたので追記↓
Chromeo - Fancy Footwork http://www.youtube.com/watch?v=3ZKq2ptu7qw
Miguel - Candles in the Sun http://www.youtube.com/watch?v=mTrnI-XKEH0
それでは、レポまいります!
■芸人 (昼公演)
三人が幼馴染だったと判明した後、なぜか(笑)一発芸を要求されるfishboy氏。
初めは 「え?」「え?」 という感じで戸惑っていらっしゃいましたが、メンバーが体育座りでwktkしてる (←しかも客席に背中向けて(笑)) のを見て覚悟を決めたらしく、
「じゃあ、かっこいいタクシーの乗り方…… 」
と宣言。
ぱっと腰を落とし、ビュン速で頭引っ込めて横移動して頭を元の位置を戻す───という技を披露(笑)
会場、大爆笑でした。
舞台上の皆さんもツボにハマッたらしく、各自、頭ぴょこぴょこやりながら退場。
fishboy氏、あの無茶振りにきっちり応えるとは流石です。
■彼が髪を切った理由 (昼公演MC)
「『やりたいんだ』 って声に出せるのはオレら二人だけだから、いくらオレらが会社に伝えても、それを形にするっていうのはなかなか難しくて……」
と、大阪公演実現までの道程が、いかに茨の道だったかを語る涼平氏。
「で、前回の東京追加終わった後に、『もう無理なんですか』 と訊いたら 『無理だ』と 」 (←キッパリハッキリバッサリな口調)
会場からは 「え〜!」 という声が上がるも、KENZO氏はフッツーに、
「いや、言われましたよね?」
どうやら盛ってたわけじゃない模様……(痛)
涼平氏、さらに続けます。
「オレは、ハッキリと楽屋でその言葉をいただいて 、『ああ、じゃあThe Shotはオレの中で、もう終わりにしよう』 って思って…… 髪切りました」
そこか!!
っていうか、あの刈上げは会社のせいか!
───と思ったファン、おそらく多数 (…と勝手に想像)
いや、全体的なシルエットはかなり良い感じなんですが、ただあの『左サイドと右サイド別人過ぎ』っぷりが…(笑)
といってもコレ (Chris Brown - Crawl http://www.youtube.com/watch?v=Z4ufe-B_C2Y ) に出てる女性と比べたら、何てこたないんですけどね(笑) (←いや、ちょっと比べる対象が…))
■笑いすぎ (夜公演)
「わっ!」 と脅かされ、驚きすぎなshow-hey氏を見た涼平、指差してものすごい笑い方(笑)↓
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ちなみにこの絵は、『 これ以上やると絵的にマズイ でしょう』 というレベルで止めてます。
実際にはもっとクシャ〜っという感じの笑い方で、目は完全にホウキ 、口元にもエラ骨の下にも思いっきりシワ(笑)
しかし、本人的には 「オレの中の長澤まさみちゃん」 だそうで……。
何がどう長澤まさみちゃんなのか、まったくもってナゾですが、三人は 「ああ」 と納得していました。なぜ!?(笑)
■オレらしさに関する考察 (夜公演)
本日の 『土管に入れてもらうためのお題』 は、『カッコイイ言葉』 。
fishboy氏は、「ハラへったから、マック行ってくるわ」 と行きかけ、「せやせや、『マック』 やなくて 『マクド』 やった 」 でクリア 。
二匹目のドジョウを狙うYu-ta氏は、「せやせや、『ユニバーサル』 やなくて 『ユニバ』 やった 」 でクリア。
show-hey氏は、今流行りの 「やられたらやり返す。倍返しだ」 で撃沈。
涼平氏は「倍返しされてるね」とツッこみますが、その後、「百倍返しだ!」で無事クリア。
残された涼平氏、「みんなちょっと観点がずれてると思うんだよね」 といきなり気取った声で語り始めます。
「受ければいいみたいな? 人間の穢い欲みたいなさ。そりゃ、気持ちは分かるよ? でも今はテーマが違うから」
しかし場内から 「カッコイイ言葉!」 と催促されると、
「はて?何でしょう?」
オレは王道で勝負できるんだぜ的なこと言ってた割には、用意していたネタはなかった模様です(笑)
結局、「お前の優しさに触れて、オレのハートはどうにかなりそう」 と超絶昭和歌謡的台詞で勝負かけてみたものの、予想通り(?)NG。
「オレの心はズタボロさ」とヤサぐれる涼平氏に、場内からは 「もう一息!」「大阪弁で!」「やれば出来る子!」 の声。
さすが大阪です。お客さんの参加率高いです。
涼平氏は、小学生よろしく 「オレは、やれば出来る子!」 と唱えた後、「好きやで」 とストレートに告白しますが、またしてもNG。
客席からは、「男らしく!」「涼平らしく!」 の声が飛びます。
すると涼平、いきなりマジ声に戻って 「オレらしいって何だ…?」
会場、大爆笑。
そして笑い声に混じって返ってきた答えは 「腹黒い」 (←大阪最強……)
しかし涼平氏はサラリと 「腹黒い? オーケー」
土管に向き直り、「ほんっと使えねー女」 と 『ツン』。
その後、「……だけど、なんかお前のことばっか考えちまうんだよな」 と 『デレ』。さらに「好きやで」 で、ようやくクリアとなりました。
いや〜、おつかれさまでした。
というか 「腹黒い」 って、涼平氏的に 「オーケー」 だったのか……(笑) (まあ武道館でも 「悪魔の顔」 とか言ってたしな……)
■半沢直樹の正しい使い方 (夜公演)
ヒゲを取られて小さくなってしまった三人。通常サイズに戻すアイテム 『きのこの山』 を貰う条件は、『女性がキュンと来る言葉』。
fishboy氏はストーリーもので来ました。
「え? プレゼント? ─── ああ今日誕生日か。ありがとう」
と実に優しげな口調で言った後、
「でもな、やられたらやり返す。十倍返しや」
と言って、ガバッとキスのポーズ。
場内大ウケ。
show-hey氏は、「ここかー!! ここだったー!!」 と悔しがってましたが、show-hey氏のネタも別の意味でハイレベルでした(笑)
疲れて帰ってきた嫁(or同居人)に、そっけない感じで「疲れてんな」と言った後、「おいで」 と言って肩に手を回し、 「今日もよう頑張った…」
いや、これは泣くわ(笑) show-hey氏、相当モテるんじゃないかと思った瞬間でした。
■最凶ヲタKENZO (夜公演)
メイド喫茶で写真を見せられた後、「萌え萌えビーム!」 と訳わからんことを言いながら胸の前でハートマークを作るKENZO氏。
やがてハッと我に返ったように振り返り、一歩ごとに 「萌え」 と言いながら近づいてきます。 (←これは怖い(笑))
涼平は後退り 。
絵をクリックすると拡大
やがてKENZO氏、相手が涼平であることに気付き、「萌え涼平?」 と言いながらメガネを取ります。 (←だからなぜ「萌え」と「涼平」を続ける?(笑))
しかし涼平は、完全にキモヲタ見る目 のまま(笑)
あのシーンからどうやって、あのラストの和気藹々シーンに至ったのか、ものすごくナゾです。
まあ、メイド喫茶では涼平も、持ってたサイリウムふっ飛ばすぐらい (←くるくる回りながら、綺麗に飛んできました) 超ノリノリだったわけで、おあいこといえばおあいこなわけですが……(笑)
とりあえずいかにもリア充っぽいKENZO氏が、ヲタ風男子やりきった努力に乾杯です。
■ダンス語り (夜公演MC)
DA PUMPに入る前から 「涼平にいろいろ相談に乗ってもらってた」 というKENZO氏、ダンスの先生繋がりでw-inds.のことはデビュー時からチェックしていたらしく、初めは 「ゲイノウジンだ〜」 という感覚だったそう。
でも 「めっちゃ練習してた(KENZO氏談)」 で溝が縮まったのか、今では 「いつも、オレの誘いに即答してくれる (涼平氏談)」「Unitedのときも、オレの中でISSA先輩って超偉大な人だから、そんなに軽々しく 『やりましょうよ』 なんて言えないからね。そういうのを相談したりして…… (涼平氏談)」 な間柄になった模様。「いつも力貸してくれる良い人なんですよ」 だそうです。
そしてダンス語りに突入。
「ダンスっていう共通言語で共感して、『ちょっと切なくなった』 とか 『楽しかった』 とか 『何かダンスやりたくなった』 とか、何か自分の中に残るものを持って帰ってもらえたらいい」 とKENZO氏。
涼平氏は、「もともとそれがやりたくて始めたからね。ダンスでそのときの感情を表現して、それ見てるうちに楽しくなったり悲しくなったり、喜怒哀楽を揺さぶられたらすごい嬉しいなって。歌ってそういうのあるけど、ダンスではオレはそういうのあんまり見たことなくて───それをダンスで出来たらいいなと思って」
するとKENZO氏がすかさず、これにスタドラ的コメントを加えます。
「昔は言葉ってものがないから、踊りで自分の感情を伝えてきたんだよね。だからそれって、ダンスのルーツだと思う」
そして、ラストのメンバー紹介へ。
てっきり泣くのはKENZO氏だと思っていたら、なんと唇噛んでウルッと来てたのはshow-hey氏でした。
まあ今回の舞台ではshow-hey氏、モノスゴイ働きっぷりでしたもんね。ダンスもさることながら、あのアドリブでのフォロー(笑)の数々は本当に素晴らしかったです。絶妙なところで軌道修正してくれるというか……。
あのメンバーで別の舞台も見てみたいです。いやもう本気で。
■おまけの雑談
─── と長々書いてまいりましたが、舞台をご覧になった皆様はいかがでしたか?
自分にとっては、「もうw-inds.モードに戻って来られなくなるんじゃないか?」っていうぐらい気持ちの良い舞台でした。 (←それもどうよ)
かなりの至近距離で見る機会もあり、舞台のきわギリギリのところで激しい動きしてたり、マラーホフ並みに(笑)着地音がしないのにも驚愕。
芝居は最後までアレでしたが(笑)、アドリブも予想外に面白かったです。
曲で表現される世界っていうのはある意味ディズニーランドみたいなもので、苦しさとか情けなさを描くっていっても限度があると思うんですけど (amazarashi とか THE BACK HORN とか、ああいう系統の方達はまた別ですが)、舞台はもっと広い感情を表現できるので、今まで見えなかった部分も見えてきて面白いですね。
とはいえ、こういう↓いかにもカッコイイ振り付けられそうな曲も、サービスとしてはやって欲しい気はしますけどね。 (完全にシュミの世界だ……(笑))
Timati feat. Craig David - Sex In The Bathroom http://www.youtube.com/watch?v=rrA1lZ6aQ7g
Eric B. & Rakim - Don't Sweat The Technique http://www.youtube.com/watch?v=6Y1Emb7Jyks
ALEXANDRA STAN vs MANILLA MANIACS - All My People http://www.youtube.com/watch?v=krSVSz60Lac
ちなみに涼平氏は、一般的には『歌』が最も感情を揺さぶられやすい的なコメントをされてましたが、自分は、見て/聴いて心や体が動くのはけっこう、絵や、ダンス、曲ならボーカルの主旋律が目立つ曲よりアレンジがキレイorカッコイイ曲だったり……。言葉や張った肉声はイメージを縛る方に働くことが多く、その向こうにある世界とか空気とかビートに自分を同調させにくいんですよね。 (あくまで個人的に……)
誰でも踊りに参加して楽しむという文化がない(もしかすると消えてしまった?)日本では、参加型エンタテインメントとしての 『歌もの』 の力は非常に強力だと思うのですが、それ以外の需要も結構大きいと思いますので、芸能関係者諸兄におかれましては、ぜひとも『歌』以外の部分も重視していただきたく……(笑)
まあ涼平氏の場合、声には異様に恵まれてるので、「ダンスだけ極めてください」とは言いにくいところがアレですけどね。
というわけで、『The Shot』 レポは以上で終了でございます。(再々々演がなければ……)
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。