w-inds.15th Anniversary Live(2016年3月13日/14日 両国国技館)レポ

※メモ誤り・解読誤りによるウソ、メモを話として繋げるための若干の”勝手な加筆”についてはご容赦を…。

行って参りました。15周年ライブ。
10周年ライブで『パンフ売り切れ』食らった苦い思い出があるので、持ち帰り仕事途中でほっぽり出して開演二時間前にグッズ列に並んだのですが…。なんと、開演までに買えませんでした。(というか、むしろあの販売員の数で何故さばけると思った!?)
…というのはさておき、ライブです。シングルオンパレードです。
この日の見所といえば、やっぱり『今見るとこっ恥ずかしくなるような振りを、原型を留めないまでにどエロに改変してきた龍一』でしょう!(笑) いや、実際は原型留めてるんですが、見事に別物。
しかし、ファンサービスではあったんだと思いますが、あそこまで歌のパートと振り、オリジナルに拘らなくてもよかったんじゃね?というのが正直な感想でした。
あ、でも青服曲と赤服曲はカッコよかったッス。まあ、青服は涼平氏が電機量販店の販売員みたいだったりはしましたが…(笑)
とりあえず赤服(新曲『Boom World Up』の衣装)はこんな感じ↓

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なにげに往年のDA-PUMPさんとかBSB辺りを髣髴させるナンバーで、黒に赤にゴツイアクセというのも、なんとなくバブリーな時代風味。
個人的には「初めて2曲続けてシングルに好みの曲と振りが来ました」という感じで上がってるのですが、皆様はいかがでしょうか?
ちなみに前半の白服曲(笑)は、やっぱり今の声で聞くとちょっと辛いものが幾つか…(笑) (声質的には、ちょいキー下げて涼平に歌わせた方がハマったかもしんない)
まあ、和やかな感じは良かったですけどね。

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そんなわけで、本編はどうせDVDになるので、いつも通りMCレポまいります。

リーダーらしさ
15周年ライブに向けて「意気込みは?」と涼平氏にマイクを突きつける龍一氏と慶太氏。しかし突きつけたのは、口ではなく耳で───
「15年だからって、ちょっとふわふわしてんじゃない?」(といきなり説教モード。会場は爆笑。そしてさらに、)「15年だからこそ、地に足つけてやっていかないと駄目だと思うんですよ!」(会場からは「ヒュ〜」という声)
「わかりました」(と殊勝な態度を見せる龍一氏に対し、慶太氏は───)
「15年で初めてリーダーらしいとこ見た…」(←マジ声)
「いい加減にしろ」
「そんなこと言える人だったんだ」(←まだ言うか(笑))
ちなみに、この日の涼平氏は『チャラ男』と『正しいリーダー』がこんがらがり気味。
妙に真面目な発言が目立つ龍一氏に対し、
「龍一くん、今日真面目だね。どうしたの〜?」(←棒読み。そして、龍一氏ので周りをぐるぐると回り出し)
「いつもみたいにふざければ〜?」
という場面も(笑) お前は小学生のいじめっ子か?(笑)
そして慶太氏に「最近、チャラキャラを開発しまして」と言われると、
「チャらくねーしー」(←いや、その口調カンペキにチャラ男です)
「いや、チャラいの昔からですよ」(と、さりげなく爆弾発言来るも、涼平氏、まるで聞いてねぇという素振りで)
「あ、水ちゃん飲んじゃお♪」
「『水ちゃん』…」
「なぜ『ちゃん』付けしたんですかね」(←冷静なツッコミ)
そしてまた、三人が円形舞台の端、互いに120度の位置に立って話すシーンでは、
「こういう立ち位置で喋るっていうのもいいんじゃない?」
「いえ、お客様にお尻を向けるなんて、以ての外です」
「すげー怒られた…」
「まあ、どこ向いてもそういう状態が生まれちゃうのがこのステージの構造なわけですけどね」
さすが龍一氏、冷静です。騙されません。
というわけで、この日の涼平氏のMCはいつになく『参加型』でした。何かいいこと…あっこれか?(笑)↓

WASABEATS香港公演決定
「植木豪さんから『ダンスは言葉を越える』『世界に向けてやりたい』っていうのを最初から聞いてたので、今回その話聞いて、もうジャンプしちゃった」
「おめでとうございます」(と素直に祝福する龍一氏に対し、)
「オレ、w-inds.15年やってて、涼平くんが飛び上がって喜んだの見たことないんだけど…」
「いや、あるあるある。ありますよ」(←龍一氏だけは、普通にそういうシーンを目撃していた模様)
「え? オレ見たことない」
「まれにありますね」(←なに他人事みたいに分析してるんですか)
「あるの? でも普段、結構クールじゃん」
「まあそれは、名前の通りだから…」(←意味不明な答えに会場爆笑)「そうしてないと、親泣いちゃうでしょ?」
「え?そういう意味で『涼平』にしたの?」
「じゃないと、なんで涼平にしたのかオレもちょっとわかんないんだけど…」(←いや、むしろ何故今まで訊かなかった?(笑))
「いや、他にもいろいろあると思うんだけど…」

慶太氏、正しいです…(笑)
そしてこの訳の分からないテンションは翌日まで続き───

対決
(円形の舞台をぐるっと回りながら)「今回初めて両国国技館でやることになって───ここは国技を行うところですけど、こんなステキな場所で…まさか相撲が取れるなんてね
ここで、龍涼がびたっと四股立ちで向かい合います。

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会場大爆笑。いやもう、狙ったようなタイミングでした(笑)
龍一氏は「じゃ、やる?」と言って取り組み開始モード。涼平氏はゴリラのマネで胸を叩いて威嚇したり、片足立ちをしたりと色々。(ちなみに、ゴリラのマネは、この少し前に慶太氏が涼平氏を「チワワみたいな顔」と評し、それに対して自ら「ゴリラ」を推したのを受けたもの)
「ホントにやんの?」(←なんとなく心配そう)
オレの設定では、涼平にキスを迫るのがオチなんだけど」
と言うが早いか、本当に迫りに行く龍一氏。会場は悲鳴で大変なことに…(笑)

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(必死で防御しながら)「ちょっと待って!舌出さないでくれる?」(←よくあの状況で冷静に観察できたな…) 注:なお、絵では生々しすぎるので、『舌出し』はなかったことにさせていただきました(笑)
「いや、舌は拙いでしょう」
「舌はNGでお願いします」(と言って龍一氏の手を振りほどき、移動を始めた涼平氏に対し、)
「あ〜、美味しそう」(会場爆笑)
(移動しながら独り言のように)「15年でw-inds.も方向性変わってきたな…」(これを聞いた龍一氏は、)
「オレもちょっとB型の血取り入れたいじゃん」(←おい)
「取り入れ方間違ってる!」
とりあえず慶太氏、反応早過ぎです(笑)
まあ、龍一氏は昔からキス魔ですから、ある意味平常運転なわけですが(本人と慶太氏の発言聞く限り、涼平氏にも慶太氏にもしたことありますよね?)、ああいうネタに絶対乗ってこない涼平氏相手に舞台の上でしかけるとは何というツワモノ…(笑)
涼平氏の切り返しも、いつになく秀逸でした。(大人になったなぁ…)

そして、『15周年』については───
20周年に向けて
「15周年迎えると、なんか急に『余裕で20周年行けんじゃねーかな』みたいな」(と、いきなり大きく出た慶太氏。しかし龍一氏は、)
「僕は…デビューしたとき『5年後どうなってるんだろう』って不安だったじゃん? あれに近い感じなんですけど」
「え?」(と、想定外の反応に戸惑う慶太氏。オーディエンスの不満げな空気を感じたらしい龍一氏は、ここで涼平氏に話を振ります)
「じゃあリーダーの気持ちも聞いてみましょう?」
(え?という反応をするかと思いきや、いきなり真面目な声で)「昨日の公演、MAXさんが来てくださって───MAXさん20周年じゃないですか。僕らも先輩の背中追ってかないと、後で頑張ってる後輩たちも頑張れないからさ。オレらも進んでいかないと」(笑うつもり(?)で待ち構えてた観客、思わず拍手。そして拍手が引くと、)
「まあ、このライブやって改めて感じたのは、スタッフの皆さんも、このw-inds.Crewの皆さんも、非常に絆が深いということですね。…何なんでしょうね、この一体感」
「なんかこう、苦難を乗り越えてきたっていうかさ」
「そう、一緒に乗り越えてきたから、『ここから先、何があっても大丈夫』っていう───。だからこの先5年余裕でいけるんじゃないかって───そういう気持ちでいっぱいです」
というわけで、20周年は余裕らしいので、皆様、5年後の3/14は空けておきましょう(笑)(スタッフの皆様におかれましても、三度(みたび)買い物難民を出しませんよう…)
まあ確かに25歳と30歳じゃファンが求めるものが変わってくるので、「この壁越えたらしばらくは大丈夫」っていうのはあるかもしれませんね。

次は涼平氏舞台です。皆川まゆむさんが再びの登場で、かなり上がってます。土日は確実に全ステ予定なので、おヒマでしたらお声おかけください。
それではまた。

2016年03月20日22:40更新
赤坂杳子