w-inds. LIVE TOUR 2014 "Timeless" 東京国際フォーラム ホールA 9/11(木)
※メモ誤り・解読誤りによるウソ、メモを話として繋げるための若干の”勝手な加筆”についてはご容赦を…。
ついに今シーズン国内最終公演となってしまいました。(まさか、本当に最終になるとは……(痛))
個人的には今回のツアー、本当にツボでした。振りが綺麗で動きが丁寧で、どこを切り取ってもステージ写真になりそうな勢い……。本数少ないのが本当に勿体無いです。
さて、これまでは『Say so long』ばかり描いていましたので、たまには『Miss Independent』……ぢゃなかった、『You are』でも。(←意図的に間違えました(笑))
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この曲は、『Show-heyさんが涼平氏を逆サイドからつついて知らん振り → 結局気づかれて「悪い悪い」』みたいな小芝居があって、かなり楽しめました。
Show-heyさん、相変わらずこういうの上手いですね。涼平氏の表情芝居もかなりウケる……(笑) w-inds.ではこういう見せ方はやらないんじゃないかと思ってたので、思わぬヒットでした。
音的にツボったのは、やっぱり『K.O.』。ホールの重低音マジックか、トビ様マジックかは知りませんが、CDの百万倍ぐらいイイです。
こういうタイプの曲は慶太の声に合わないので、w-inds.では絶対やらないだろうと思っていたのですが……。道産子……鍛えてみるもんですね(笑) (いや、以前から、涼平氏はビジュアル系ロック歌えそうな、響く良い声してるなとは思ってましたが(笑))
この勢いで、Linkin Parkとか、Fall Out Boyとか、デヴィッド・ホッジスが抜ける前のEvanescenceとか(←指定が細かすぎ)、ニュー・メタルとかエモ系みたいなのやっちゃってくれると嬉しいです。(←それはオマエが嬉しいだけだ)
ダンスソロは、涼平氏がぺいっと、ものすごい勢いでキャップ投げ捨てるのがツボりました。(いや、それソロの前だし(笑))
『so what?』のギターから『Crazy for you』への入りもカッコよかったですね。もう、ベストCD出すならあの並びにしろよってぐらい(笑) 冒頭、皆でグラス飲み干す演出もよかった。
『Sometimes I cry』『Sexy Girl』系につきましては……どうも日本人がああいうの歌ってるの聴くと、こっぱずかしい気分になって自分は無理でした。すんません(笑)
『Sexy Girl』とか、マイナーから一瞬だけメジャーになってすぐまたマイナーに戻る的なコード進行が、そこはかとなく80年代初めの香りがして嫌いじゃないんですけど…。(Isley BrothersとかGrover Washington Jr.とか……)
振りは、今までしつこいぐらいに言ってますが、やっぱり『Say so long』が最高でした。ライブっていうのは基本、『カッコイイオレを見てくれ系』ダンスがメインだと思うのですが(←偏見か?)、これはかなり本気な『表現系』ダンスですね。(世界とか空気とか物語とか感情とか……)
こんなものが拝めるとは……。やっぱり舞台ってやってみるもんです。
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おっと、語りが長くなりました。それではMCレポ、まいります。
■Show me your style
慶太 「僕、最近、『ようやくこう思える』ってことがあったんですけど……」(といきなり語り出す)「人って絶対、コンプレックスってあるじゃない? でもオレはそれが一番の魅力だと思うんです。だって人が変わっちゃうじゃない?コンプレックスなくなっちゃったらさ。わかる?」
涼平 「わかりますよ。その人の特徴ですからね」
龍一 「あるの?そういうの?涼平」(←ナイス突っ込み)
涼平 (答えに詰まって悩むかと思いきや)「太らない」(←即答(笑) よっぽど……)
慶太 「あー、太ったらもう、涼平くんじゃないからね」
龍一 「そうだね」(←メンバー二人に、自分の理想像を全否定される涼平氏(笑))
慶太 「まず、くるくる回るのが、ぼてぼて転がるになっちゃうわけでさ。そういうことよ。だからMCも、ダラ〜っと喋ってていいんじゃないかって。昔はちゃんとしなきゃみたいな気持ちもあったけど……」(←そういうオチですか(笑))
涼平 「いつ頃ですか?」(と、またズレまくった突っ込み(笑))
慶太 「え?」(と戸惑い気味に聞き返し)「それはまぁ…五・六年前ぐらい?」
涼平 「そんな最近?」(という返しに会場爆笑)「オレ、ここ十年はないかも───。ここ十年このスタイルだもん」
慶太 「……うん。君は、雑誌のインタビュー中でもそのスタイルだからね」
龍一 「そういえばこの前、雑誌のインタビューでさ、涼平が二・三分遅れて来たとき、慶太が『もう始めちゃいましょう。涼平くん、居てもいなくても変わんないから』って」(会場爆笑)
涼平 「ひどい……」
慶太 「だって涼平くん、インタビュースタートしてから、たいてい10分は喋んないじゃん。10分後ぐらいに話し出すでしょ?」(と一応フォローらしきものをするも……)
涼平 「こんなことをステージで言われるとは、とんだ辱めです……」(←まったく聞いていない(笑))
龍一 「コンプレックス?」(←と、こちらは茶化しモード)
慶太 「まあでも、喋るときはガツンと行きますからね。一言でね。ポイント知ってるから」(と、そこで龍一の方を見て)「龍一くんは……ポイントじゃないよね」(場内爆笑)「着地点を見据えないで喋り出すからさ。『跳んじゃえ〜』みたいな」
涼平 (そこで突然ぼそりと)「オレ憧れる……」
慶太 「え?」
涼平 (マジ声で)「飛ぶことを恐れてないもん、龍一くんは」(場内から、ヒューっという声)
慶太 「ほら、このポイントを押さえた言い方」(と笑いに持っていこうとするも)
涼平 「人ってさ───」(とマジ語りを始める)「チャレンジだったり、新しいことをやろうとするときって足がすくむじゃない。でも龍一くんはスッと行ける」
龍一 (得意げに)「オレ、風を読む力ありますんで」
慶太 「ドヤ顔出ました(笑)」
そんなわけで、龍一氏はチャレンジスピリット溢れるキャラらしいです。そういえば昔、涼平氏が上京決めたときのことを語ってて、そのときのキャラ設定(?)がそんな感じでした。人の基本的な気質っていうのは、何があってもあんまり変わらないものなんでしょうか。
とりあえず、バランスが良いユニットで良かったねということで…(笑)
以上、東京国際フォーラムレポでした。
まだレポれていない公演は、ぼちぼちレポっていきます。
2014年9月14日22:49更新
赤坂杳子